2018年1月18日 (木)

物を少なくきれいに暮らすための収納

もしあなたが毎日の暮らしを小奇麗にと考えているならば、収納の在り方を工夫することで簡単に可能になるでしょう。

収納スペースを大きめにとることです。
家づくりを進めているときに、これから完成される新しい家での生活が完全にわかるという事はありえないでしょう。
それだけに設計段階で、きめ細やかに収納を考えていくという事は、相当に難しいだろうし、ましてや生活は何十年と続いていくわけですから、その中の生活の変化まで読み込んでいくなんてことは至難の業です。
乱雑にものが生活空間に出ていない、それを願うのであれば、乱雑に置かれそうな物をとりあえず置いておける空間、それを収納スペースとしてつくればいいという発想です。
そんな思いで収納をとらえれば、意外といいアイデアが浮かぶのではないでしょうか。

2018年1月17日 (水)

建物の中に冷たい所をつくらない

暖かい家をつくる基本は、「建物の中に冷たい所」をつくらないことです。

温度差をつくらないという事と同じことですが、冷たい所をつくらないと言うと、よりイメージがわきやすいかもしれません。
例えば、主に生活するリビングやキッチンは暖かいけれど、廊下は寒いとか玄関や洗面室も冷たいという家は決して暖かい家にはならないでしょう。
暖かい空間と冷たい空間が一つの建物内に混在していると、家の中で風が吹きます。
分かりやすい例でいえば、リビングは暖房で暖かい、ドアを隔てて廊下は寒いとなると、ドアを開ける度に、廊下から冷たい風がリビングに吹き込んできます。
温度差による対流現象が生じるからです。
たとえ気密性が良く、隙間風などあり得ない建物でも、この対流現象による風は吹きます。
どこからか冷たい風を感じている、そんな家は未だに多くあります。
そしてこの冷たい所は、命に関わる危険性をはらんでいるのは今では常識となっています。
しかし、それでも、
建物の中の冷たい所はなくなっていない、それも日本の建物の常識なのでしょうか。

2018年1月16日 (火)

エアサイクルリノベーション

エアサイクルリフォーム&リノベーションのサイトができました。
産まれたてです。少しづつ情報を更新していきます。

web site「エアサイクル×リノベ」



「エアサイクル×リノベ」

思い入れのある家を、建物を、大切に。
自分好みの間取りや内装に変えて、より長く、快適に。

今あるものを大切に、使えるものは再利用。
それは環境に優しく、そして思い出を大切にすること。

温熱環境にも配慮して、日々ご機嫌に、
心地よく暮らすためのリノベーションを心を込めてお手伝いします。

 



いい素材は色褪せない
古くても無垢の木や自然素材にはいい味があります。
床柱や欄間など、いい状態に保たれていれば
内装材やインテリアとして再利用することもできます。


生活しやすい間取り

日当たりや風通しを悪くしていた壁や廊下を取り払い
生活しやすく、ライフスタイルにフィットした空間をご提案します。


環境と健康に優しく 
建物の断熱はバランスが極めて重要です。
結露やカビをなくし、省エネで健康的な温熱環境をつくるため、
断熱補強するときは、通気を同時に考えます

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事例
無垢の木と断熱リフォーム、3世代で暮らす家

収納空間の位置

収納空間そのものの在り方も重要なテーマだが、その前に収納が建物内のどこにあったらいいのかという事を考えてみたい。

当然、住まい方は千差万別なのだが、少し大きくとらえて、一般的に見てみたい。
例えば、勝手口ではなく玄関から出入りする。そして料理が好き、良くする。そんなご家庭の収納空間はどこがいいか。
玄関と台所の間に収納空間が存在していたら便利かもしれない。
買い物をしてきて玄関から入り、手荷物を玄関からすく横の収納の戸を開けて、その中に買い物の荷物を一時的において置く。
その後は、台所側から収納空間に入り、荷物を整理する。
収納に保存するものは保管し、キッチンで使用するものは台所に持っていくという算段もできる。
この例は料理を良くする人の例で考えたが、色々と応用の効く考え方でもある。
アウトドア好きの方であれば、その道具をどう置くかにも当てはまりそうだ。

2018年1月15日 (月)

なぜ室内間の温度差ができるのか?

リビングは暖房が効いていて暖かい。廊下は寒いそれ以上に冷たい。

お風呂の床は冷たい、湯船は暖かい、洗面は寒い。
こんな建物内の温度差があるのは当り前と思って気にもしない方も多いが、冬は危険極まりない要素でもある。
なぜこんなにも極端な温度差ができるのかを考えてみる。
一つは空間の分断であろう。分かりやすくいうと個室中心の家で、玄関から中廊下が伸びている間取りだ。今でいう何LDKという事。これは当然、温度差が大きくなる。
暖房してる部屋は温まり、廊下は冷たいまま。
日の当たる空間はぽかぽか、北側の部屋はぞくっ。
さらには建物の断熱の問題。
昔の家のように、壁や天井に断熱材が入っていない、窓はガラス一枚で隙間風が入るなど、建物のつくりようが寒さ対策をしていない。こんな家は寒い所だらけ。
他にも色々と考えられるが、温度差は暖房器具の問題ではなく、建物のつくりようということを強調したい。

2018年1月14日 (日)

収納空間の作り方ポイント

収納のカタチその在り方についての根本的な要素を前回述べさせていただいたが、今回はより実践的な方法論について。

収納のカタチは様々な可能性と方法論があろうが、その空間を構成する材料には大きな原則があり得る。
収納空間の重要な役割の一つに、保存されたもの、置かれたものが適切に保たれるという事がある。どんなに整理整頓がしやすくても、あるいは管理が楽にできるとしても、中に置かれたものが、湿気ったりカビが生えたり、腐ったりしたのでは意味がない。
日本の気候風土は湿気が多い湿度が高くなる時期がどうしても多くなる。これは避けようのない事だ。
収納空間をつくる時には、まず機械設備で湿気に対処するという前に、つくり方建築の在り方でまず対策をするという事が最優先課題であろう。機械はその後でいい。
その建築的方法論は二つある。
一つは収納空間の天井・壁・床など空間を取り囲むもの、そして可能であれば中につくられる棚などの材料を、湿気を吸ったり吐いたりする材料、いわゆる吸放湿性の高い材料で構成すること。
二つめに、その吸放湿性を永続させるために、流れる空気を利用すること。
ちょっとわかりにくい表現になったかもしれないが、単純に言えば風通しを良くするという事だが、実際問題として収納空間に窓を設けていつもそれを開いておくということは難しいだろう。
PAC住宅は、これに答えを持っている。
収納空間の天井・壁・床の周りの空間、専門的に言えば躯体内空間に空気が常に流れ、収納を構成する材料の湿気調整をする、という事だ。
これは湿気ばかりではなく臭いに対しても抜群の効果がある。
言葉だけではなかなかわかりにくいと思われるので、ぜひ現物で確かめていただきたい。

2018年1月13日 (土)

収納のカタチ

主婦にとって、収納は大きな関心事の一つであろう。

収納は言ってみれば、その家の生活の在り方を表すと言っても過言ではない。
収納は生活のカタチといえる。
となれば収納のカタチは数限りなくあるといえる。
家づくりをする際に、この収納の在り方は常に大きなテーマとなっている背景は、収納が家族の生活を表すという事から考えれば合点がいく。
そして収納の「面白さあるいは難しさともいえるかもしれないが、収納を決定づける生活は時間とともに変化していくのだから、当然それに応じて収納も変化していく必要があるという所だろう。
PAC住宅は、生活の変化に対応が柔軟にできる「広がり空間」という間取りを提唱してきた。そういう観点から考えれば、収納の在り方も自ずと見えてくるのかもしれない。
時間の変化に対応できる収納の在り方は何かというテーマか。

2018年1月12日 (金)

健康住宅が当たり前なのに・・・

家を建てる際に、健康は今や当たり前の概念になった。

今時、健康をうたっていない住宅はないだろう。
それなのに、いまだに住宅に起因する健康被害の報道も後を絶たない。
今は真冬、必ず出てくるのが、建物内の温度による心筋梗塞や脳梗塞の話題だ。これは昔の古い家の話で最近の新しい家ではないと思いがちだが、必ずしもそうとは言えない。
古い家はどこにいても寒かった。
暖房も効かず部屋も温まらなかった。いわゆる手元暖房で、採暖と呼ばれていた。こたつや火鉢で、その場所だけ暖かい、あとはどこに行っても寒いということになる。
だからこそ着るもので調整して、寒い寒いと言いながらも。寒さに油断することは案外と少なかったのかもしれない。
そういう意味では新しい家の方が油断が生じる危険性もある。
断熱性が優れているからどこでも暖かいはずだとの油断が怖い場合もある。
お風呂上がりの廊下など、意外と新しい家でも怖いのかもしれない。
そうでなければ毎年冬になると、テレビで温度差の危険性を必ず報道するなんてありえないだろう。
建物内の温度差は古くて新しい話なのだと思う。
健康住宅はこんな今では当たり前と思える所を一層真剣にとらえていく必要があるのだと確信している。


2018年1月11日 (木)

家づくりは舞台づくり

家は芝居でいえば舞台ではないかと常々考えてきた。

舞台がなければ役者は演じることができない。
もちろん立派な舞台もあれば、路上ということもある。
いづれにしても、演じる役者が十分にその思いを伝えられる、それが舞台の最も重要な役割ではないだろうか。
話を家に戻せば、
役者は家族だ。家族の一人一人が重要な役割を担っている。
そして芝居の内容は、作家や演出家がつくるわけではない。家族が生活という形でつくり上げていくものだ。
家族が織りなす暮らしという日々の場面が、家族の芝居という事なのだろう。
本当の芝居であれば鑑賞する、見ているだけのことだが、家族の芝居は一人一人が参加している、見ているだけではない。
家をそうした舞台と考えると、家づくりは楽しくも面白くもあるが、とても大変なことだ。
家族一人一人がそれぞれにイキイキと輝いける場所であってほしいのだから。
私たちの仕事はそうした家族の舞台を、役者である家族と共につくり上げていく夢のある仕事だろう。
そうした仕事をやらせていただいていることに喜びとともに感謝の念を深く感じている。

私たちが「流れる空気」を第一に考える理由

住まいにおける風通しの中でも重要なのが、床下や壁の中などの見えない空間の風通しです。

日本の気候風土を一言で表現するなら高温多湿。
古く日本の住まいが風の抜ける開放的なつくりの木の家だったのも、梅雨や夏の蒸し暑さに代表される湿気への配慮を、何よりも優先したからに他なりません。

昔から木を扱う人々の間に「流れる空気に触れさせろ」という言葉がありますが、これは木を腐らせないためには空気の澱んだ所に置くな、という意味です。
この言葉からもわかるように、木の住まいを腐れから守る最良の方法、それが湿気を調整する風通しにあるのです。なかでも重要となるのが、土台や柱、梁や桁など、家を支える大切な構造材のある見えない空間(床下、壁の中、小屋裏空間など)の風通し、ということになります。

ところが今の住宅の多くは、気密性、断熱性を追求するあまり、この見えないところに断熱材を詰め込んで、もともと木造軸組工法の家で流れていたはずの見えないところの空気を止めてしまっています。

パッシブエアサイクル(PAC)住宅ならではの躯体内空間(見えないところ)の風通しが
湿気から木の家を守り、そして住む人の健康も守ります。

パッシブエアサイクル(PAC)住宅の特徴は、家のなかの見えないところの空気を繋がるようにした躯体内空間にあります。
暖かな空気は上へ、冷たい空気は下へ、という自然の原理を応用した空気の流れ、風通しを確保することで、湿気を調整します。
実際に、20年30年経ったパッシブエアサイクル住宅の床下や小屋裏に入ると、土台や柱がまるで新築時の様に綺麗な状態を維持しています。
これこそが流れる空気の効果です。

また、間接的に、室内の湿気も調整する役割を担っていますので、カビや結露にも強い家ということが言えます。押し入れの布団が湿気なくなったという声もよく聞くお客様の声です。



このように住まいの風通しは、建物の健康性、住む人の健康性を守る上で欠かすことのできない大切な要素。
私たちが、見えないところの風通しを第一に考える理由がここにあります。

 
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1977年からの流れる空気の家のストーリー
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