2017年12月 6日 (水)

パッシブエアサイクルの家に住んで(冬の様子)

パッシブエアサイクル(PAC)住宅にお住まいのS様より
今冬の様子をお知らせいただきました。原文そのままご紹介します。

市川 様
かくれん房の温度設定を19℃自動にして約2週間。
昨年同様、冬季の室内温度の安定感が大変自然で心地よいです。
火気暖房の着火・消化がの心配が一切なくなっただけでも、冬季は大変気分が気軽です。
その上、最近寒くなって来ましたが、帰宅すると部屋の中が「ぬる暖かい」感じになっており、大変気分よく玄関扉をあけることが出来ます。
特に晴天日の夜の帰宅時に家に入ると、「もわ〜っと」太陽の熱のなごりのような暖気が身体にまとわりつきます。
これまでの人生、冬の朝は「さむ〜」で起床して石油ストーブを着火。
仕事から帰宅後も、屋外と変わらない冷たい室内に入って、石油ストーブを着火。
エアサイクルハウジングのPACとかくれん房効果は、おせいじ抜きで冬季の生活を一変させたことを、2シーズン目の冬を迎えるにあたり自覚的に感じています。
京都の土壁、無垢の木の構造材、無垢の杉フローリング、エコクロス、高品質な石膏ボード。
これらの威力は、1年間住んでみてようやく体験的な理解が進みました。

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2017年12月3日(日)越谷の家全景
壁の茶色がとても良い色合い。
今年は、10月下旬に植木屋さんにプラタナスを刈り込んでもらった。
冬の風が強くなる前に剪定しないと、葉がご近所中に飛び散って大変になるからです。
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2017年12月3日(日)22時半ころ 
温度計上段:2階温度 20.4℃ 44%
           下段:屋外温度 6.3℃ 64%
ええ!?外気温と14℃も差がある。すごいエアサイクル効果です。
屋内は、自然の温度なので音も無いし風も舞いません。


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2017年12月3日(日)22時半ころ 
一階の階段7段目の温度計:19.0℃ 51%
カップヌードルの上に温度計を置いている意味はありません。
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2017年12月3日(日)23時ころ 
一階トイレ&脱衣所(かくれん房設置部屋)温度計:19.4℃ 47%
かくれん房の温度設定は、11月19日から19℃自動設定(静)


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2017年12月3日(日)23時ころ 
内外の温度差が、14℃はかなりエアサイクルしています。
念のため玄関前の屋外の温度を測ってみました。
玄関前温度計:6.6℃ 63%
いつも測定している屋外の温度センサーとの変化はほとんどなかった。
ちなみに、気象庁の越谷に設置しているアメダス記録だと、23時の気温は3.5℃です。

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2017年12月3日(日)22時半ころ 
住み始めて1年後の2階の風景。
生活感が出て来ている。
吹き抜けを中心に、回廊式の2階の動線がとても快適。



パッシブエアサイクルの家のしくみはこちら

2017年12月 5日 (火)

富士ひのきのJパネル

今日は、富士ひのきの展示会へ。

富士ひのきのJパネルを発見。
木材の繊維方向が直行するように3層を互い違いにクロスして貼り合わせてあります。
無垢材にありがちな反りや狂いが少なく、強度もあり。

写真ではわかりにくいのですが木目も綺麗。
カウンター材に使えそうです。

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2017年11月26日 (日)

100%自家発電のオフグリッド見学

電気は屋上の太陽光パネルで発電
余った電力は蓄電池に貯める
電力会社からの電気は買わない、売らない
そんなオフグリッド生活を楽しまれているTさん宅の見学会まで、あと一週間となりました。

太陽光パネルの寿命は?
廃棄時どーするの?
結局 もとは取れるの?
万一電気足りなくなったら・・


そんな課題やリスクは当然知り尽くしたうえで、
「やってみよう、楽しそう!」とチャレンジされるTさんの生き方が、私は大好き。

今年の夏に伺った時も、Tさん宅のリビングのエアコンは普通に稼働していて、
Tさん曰く
「使うほど発電してくれるから、今日みたいは日は遠慮なく使わせてもらってるの。御日様に感謝ね(^^♪」

夏日のその日、鉄骨ビルの三階にあるリビングはとても心地いい空間でした。



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写真:Tさん宅の屋上に設置された12枚の太陽光パネルと24個のバッテリー
12月3日のオフグリッド見学会
詳細はこちらからどうぞ

見学会「オフグリッドを楽しむ暮らし」

2017年11月25日 (土)

暖かい家を建てるために重要なのは表面温度

11/23(祝)は、八王子のMさん宅にて見学会でした。
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Mさん宅、吹き抜けのある一階リビングにて。

見学会当日は朝から雨。
PAC住宅の冬の機能のひとつ、太陽熱利用の暖かさは感じていただくことはできませんでしたが、しかし、「日射のない冬のPAC住宅」を体感頂けたという意味では、貴重な会でした。
この日、見学させていただいたお宅は、1階と2階あわせて約30坪
リビングの上には吹き抜けがあり、一階も二階もひとつながりの開放的な間取り。
暖房機は蓄熱ストーブ 1台
(今回、雨の見学会を配慮くださり、前日から電源ONしてくださった)
14時、見学会開始時、一階室温は16.5℃
二階もほぼ同じ
どこを歩いても温度差は体では感じられないレベル

16.5℃って、寒いのでは?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでポイントになるのが「表面温度」です。
持参していた表面温度計であちこち測ってみました。
北側の部屋の壁、トイレの床など、床、壁、天井どこも16℃~20℃の範囲内。
(ちなみに20℃はストーブ近くの床面)
実は、体感温度と室内表面温度の関係はとても大きい。
室温(寒暖計がある場所)が温かくても、床面や壁面が冷えていたら、人は熱を奪われて寒さを感じます。
反対に、室温が16.5℃でも、床や壁、天井面が冷たくなければ、人は熱を奪われず、寒さは感じにくいのです。

もちろん快適温度は年代やライフスタイルで違いはありますが、実際にPAC住宅にお住まいの方々の様子を伺うと、冬は室温20度前後でお住まいの方が多いようです。
心地よい暖かさで、冬をお過ごしいただけるよう、この「表面温度」に着目し開発されたのがPAC住宅です。






2017年11月19日 (日)

流れる空気の現場より。

現在建築中の千葉のY邸、室内の写真です。
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赤い矢印部分、柱や間柱の手前に細い木が横付けされているのがわかりますでしょうか。



これは横胴縁(よこどうぶち)といいます。
この横胴縁の上から、石膏ボードが一面に貼られ、そして最後は漆喰やクロスで仕上げられていきます。
この横胴縁、PAC(パッシブエアサイクル)工法において、とても重要な役割を果たしているのです。
それは、壁の中の空気を流すこと。
(この横胴縁がなければ、外張り断熱の家であっても壁の中の空気はタテヨコ自由に動きません。)

壁の中の「流れる空気」によって、
・結露やカビに強い家になります
・木材が流れる空気に触れているので、木の呼吸(吸放湿)を止めません
さらに、空気が流れる壁は、
・夏、湿気や熱気を建物の中から外部に排出してくれる換気経路となり、
・冬、太陽熱や生活熱がゆっくりと循環する経路になります


永く、心地いい暮らしのための「見えないところの建築的な工夫」
少し専門的になりますが関心ある方はどうぞ。

2017年11月18日 (土)

外張り断熱×パッシブエアサイクル工法の体感会@八王子

外張り断熱、パッシブエアサイクル工法で建てた入居宅見学会@八王子
来週23日(木・祝)です。

お申し込み、詳細はこちらからどうぞ

入居宅見学会@八王子の家



写真は今年の夏の訪問時の様子
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「お住まいの様子」
夏、ほとんどエアコンは使いません。帰ってきたときも家の中は暑くないです。
2階の寝室にもエアコンをつけましたが実は使ったことがない。
冬は、朝と夕方エアコンを利用。特に寒い時期だけ蓄熱型ストーブを併用します。
ウールの靴下をはいたり、着るもので調整はしています。
友人の家に行くと「寒いな」と感じ、早く家に帰りたいと思うことがあります。
この家は暖かいと思います。

電気代は毎月5000~6000円
冬の1~2ヶ月、蓄熱ストーブを使うとプラス10000円くらい
売電は一ヶ月8000円くらいですので、冬以外はマイナスですね。

間取りについて
寝室のある二階に、お風呂と洗濯室を設けて大正解でした。
夕食を終えたら、テレビを消してみんなで二階へあがります。
洗濯しながら、子供の様子も見れるし、とても助かっています。

お庭の果樹をジャムにしたり、季節ごとの野菜作りを楽しんだり、ハーブで染物をしたり。
御夫妻でオーガニックライフを満喫されているMさん宅での
寒い季節の体感会です。

お時間ある方はどうぞ見学にいらしてください。




2017年11月14日 (火)

倉庫つくりました 名前は寺巣(テラス)

半年ほど前。
お寺の境内、駐車場の一角に倉庫を作らせていただきました。
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二つの倉庫の間には、4~5人が座れるベンチもあります。

ここが憩いの場、癒しの場になるようにと願いを込めて、
ご住職が寺巣(テラス)、と命名。


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そして先週末、ここでバーベキュー。
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昼過ぎから暗くなるまで
ここでみんなで、美味しいものを食べて、飲んで、おしゃべりして。
おなか一杯になった子供たちは若いお父さんたちとボール遊びしたり。
わたしは美味しくて、楽しくて、ついつい気が緩み、ちょっとウトウト・・(笑)

最近、街の中にはこういう自由な場所がどんどん減ってきている。
公園ではボール遊びができなくなり、
近隣に迷惑がかかるからと野外のイベントもしにくくなって、
挙句の果てには感染症の心配があるから餅つきは中止、とか。


そういう世情だからこそ、寺巣のような、自由で解放される場所が街に、身近に、増えるといいなと思う。ついつい私がうたた寝しちゃったような、心安らげる場所が。


で、来年のお正月もここでお餅つき会やることになりました!
皆さん、遊びにきてください。

詳細は改めてお知らせします。


このお寺の落慶式の時の記事です

2017年9月23日 (土)

パッシブエアサイクル(PAC)住宅構造見学会/千葉

千葉方面のみなさまへ

外張り断熱で40年の実績を持つ
パッシブエアサイクル(PAC)住宅の建築現場見学会のお知らせです。 

10月8日(日) 10:30~
千葉市中央区にて

木の香り漂う現場にて、皆様のお越しをお待ちしています。

詳細・お申し込みはこちら
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千葉の家 上棟の様子

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千葉の家 構造確認

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千葉の家 太陽熱を集める屋根通気層

2017年4月 3日 (月)

外張り断熱で40年 流れる空気が重要な理由

今から40年前。

外張り断熱という言葉すらなかった時代。
日本の木の家を腐れから守るため、見えないところの流れる空気に着目した健康住宅のパイオニア、弊社顧問の田中慶明氏による家づくりセミナーが開催されます。
PAC工法のエキスをガッチリ90分お話頂きます。

「流れる空気」になぜ私たちがここまでこだわるのか?
日本の木の家づくり、健康な住まいの本質とは?
見つめ直すきっかけにしていただけたらと思います。


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内容
 1.主な空気循環式住宅とソーラーハウスの流れ
 2.日本の木の家を守る躯体内の流れる空気
 3.暖かい家って?
 4.床下エアコン
 5.涼しい家って?
 6.パッシブソーラPAC工法のしくみ
 7.個室中心の間取りから広がり間取りへ
 8.夏と冬の温度・湿度データ
 9.建て主の思いを実現する家づくり
参加頂いた方全員に田中慶明の著書「やっと出会えた本物の家」をプレゼント!

オーガニックコーヒー・煎茶をご用意してお待ちしています。





2017年3月 5日 (日)

床下エアコンの効果

入居後三か月にもかかわらず、PAC住宅のしくみや特性を本当によく理解されて、ライフワークを存分に楽しまれているSさんからのお便りが届きました。
掲載のご承諾をいただきましたのでご紹介します。献立や来訪者の方々の反応まで、そのままです。

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2017年2月12日(日)夜
越谷宅にて、バドミントンの仲間が来てくれてモルディブのカレーの会を行いました。
野田宅から食器と長机を持参し、モルディブ部屋とダイニングエリアを使い会場セッティングしました
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■当日のメニュー
写真の手前ピンぼけで写っているお皿が、モルディブカレーです。
その左側の皿には、自家製ロシ(インドナンの円形バージョン)。
モルディブカレーの上に写っている皿は、オードブル。
塩味のでマカデミアナッツ入りハート型デニッシュ(サーモン、チーズ添え)。
その他は、越谷のおいしいお豆腐とカツオの切り身が入ったグリーンサラダ。

■室内温度設定
室内20.3度、湿度38%
室外5.5度、湿度31%
エアコン設定25度
この後部屋の温度は21度に上昇。かくれん房を止めました。
この日は、お客さんが来るので通常の17〜18度では温度が低いと思い、いつもより高めの設定です。
当日は、昼過ぎからエアコン設定を徐々に上げ、室内温度を20度にしてからお客さんを迎えました。
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■造作の駐車場
友人のワンボックスカー一台、軽自動車一台が入ってちょうどいい感じでした
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■感想
・食:カレーは、もう少し日本米と相性が合うような味の工夫が必要でした。
 カレーの味付けが少々薄かった。モルディブカレーに合うお米は、もう少し硬めに炊いた方が良かったです。
・酒:ビール、日本酒、ワイン赤、ワイン白。
・エアサイクルハウジングの家:客人たちがかくれん房を見た感想は、「へぇ・・・なるほどねぇ」と言う感じでした。
 それもそのはずです。
 私もかくれん房を初めて見た時は、八王子の〇〇さん宅でした。
 同じような感想を持ちました。
 初めて見る暖房装置は、良いとか悪いかとの判断は容易ではありません。
 室内の木の香りについては好評でした。
 間取りは、「 ? ? 」的な反応も若干見えました。
 どう考えても家族が住む間取りとは違うのでしょうがないですね。
・越谷の家もう一つの目的:友達を増やす目標があり、住み始めて毎月誰かお客さんが訪問しているので良い感じです。
 11月24日〜12月1日モルディブバドミントン協会会長 〇〇氏
 1月6〜7日元青年海外協力隊タンザニア体育隊員 〇〇氏
 2月12日バドミントンの仲間
3月19日は、エアサイクルハウジング見学会。
2階をキレイにするのがちょっと面倒ですが頑張ります。
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床下エアコンについてご本人の感想はこのお便りにありませんが、「家に帰ってきた時ほんのり暖かく、家中どこにいってもぬるい暖かさに満足!」と評価いただいてます。

床下、壁の中、天井裏の空気がつながり循環するPAC工法ならではの低温輻射暖房床下エアコンタイプを、このSさん宅で見学できるイベントがあります。是非チェックくださいね。
詳細・お申し込みはこちらからどうぞ。
最寄り駅から送迎のご用意ができました。
越谷の家見学会


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リビングの一角にある「アーチの土壁」


Photo
造作でつくったキッチン
シンク下はゴミ箱置き場
日常使うものだけ置くから扉は要らない、という潔いスタイル







 
 

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