2017年4月 3日 (月)

外張り断熱で40年 流れる空気が重要な理由がわかります

今から40年前。

外張り断熱という言葉すらなかった時代。
日本の木の家を腐れから守るため、見えないところの流れる空気に着目した健康住宅のパイオニア、弊社顧問の田中慶明氏による家づくりセミナーが開催されます。

PAC工法のエキスをガッチリ90分お話頂きます。

「流れる空気」になぜ私たちがここまでこだわるのか?
日本の木の家づくり、健康な住まいの本質とは?

見つめ直すきっかけにしていただけたらと思います。


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内容
 1.主な空気循環式住宅とソーラーハウスの流れ
 2.日本の木の家を守る躯体内の流れる空気
 3.暖かい家って?
 4.床下エアコン
 5.涼しい家って?
 6.パッシブソーラPAC工法のしくみ
 7.個室中心の間取りから広がり間取りへ
 8.夏と冬の温度・湿度データ
 9.建て主の思いを実現する家づくり
参加頂いた方全員に田中慶明の著書「やっと出会えた本物の家」をプレゼント!

オーガニックコーヒー・煎茶をご用意してお待ちしています。








2017年3月19日 (日)

PAC住宅越谷の家 体感会終了

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体感会の後、Sさんからのサプライズ。
手作り「モルディブカレー タンドリーチキン添え」をご馳走になりながら、家づくりの話、木の話、そして村おこしの話題で盛り上がりましたー。
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さて、明日は三鷹でリフォームのセミナー。
最近増えてきている断熱リフォームですが、間違ったリフォームがカビや結露などを招いてしまうというトラブルも続出しているようです。

建物を長持ちさせて心地よく暮らすためのリフォームのポイントを、お話してきます。
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詳細とお申し込みはこちらからどうぞ。若干名お席あります。
自然素材と流れる空気で快適リフォーム




2017年3月 5日 (日)

100%自然素材の漆喰と流れる空気のスケルトンリフォーム

3/20(祝・月)10時半~
井の頭公園駅前の宵待草にてリフォームのお話をさせて頂くことになりました。

“間違ったリフォームが結露や家の腐れを呼ぶ!”

住宅のスクラップ&ビルドの時代は終わり、これからは既存の建物に手をかけて価値あるものとしてどう活用していくかを真剣に考えていかなければならない時代です。
しかし、安易な断熱リフォームはともすると結露やカビなどを生じさせ、かえって建物の寿命を縮めてしまうことにも?!
家族の健康を守り、家を長生きさせられるリフォームとは??

私たちがなぜ流れる空気にこだわり、自然素材にこだわるのか。
制限ある中ですがお話させていただきたいと思います。よろしければ是非お越し下さい。
「100%自然素材の漆喰と流れる空気で快適リフォーム」



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床下エアコンの効果

入居後三か月にもかかわらず、PAC住宅のしくみや特性を本当によく理解されて、ライフワークを存分に楽しまれているSさんからのお便りが届きました。
掲載のご承諾をいただきましたのでご紹介します。献立や来訪者の方々の反応まで、そのままです。

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2017年2月12日(日)夜
越谷宅にて、バドミントンの仲間が来てくれてモルディブのカレーの会を行いました。
野田宅から食器と長机を持参し、モルディブ部屋とダイニングエリアを使い会場セッティングしました
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■当日のメニュー
写真の手前ピンぼけで写っているお皿が、モルディブカレーです。
その左側の皿には、自家製ロシ(インドナンの円形バージョン)。
モルディブカレーの上に写っている皿は、オードブル。
塩味のでマカデミアナッツ入りハート型デニッシュ(サーモン、チーズ添え)。
その他は、越谷のおいしいお豆腐とカツオの切り身が入ったグリーンサラダ。

■室内温度設定
室内20.3度、湿度38%
室外5.5度、湿度31%
エアコン設定25度
この後部屋の温度は21度に上昇。かくれん房を止めました。
この日は、お客さんが来るので通常の17〜18度では温度が低いと思い、いつもより高めの設定です。
当日は、昼過ぎからエアコン設定を徐々に上げ、室内温度を20度にしてからお客さんを迎えました。
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■造作の駐車場
友人のワンボックスカー一台、軽自動車一台が入ってちょうどいい感じでした
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■感想
・食:カレーは、もう少し日本米と相性が合うような味の工夫が必要でした。
 カレーの味付けが少々薄かった。モルディブカレーに合うお米は、もう少し硬めに炊いた方が良かったです。
・酒:ビール、日本酒、ワイン赤、ワイン白。
・エアサイクルハウジングの家:客人たちがかくれん房を見た感想は、「へぇ・・・なるほどねぇ」と言う感じでした。
 それもそのはずです。
 私もかくれん房を初めて見た時は、八王子の〇〇さん宅でした。
 同じような感想を持ちました。
 初めて見る暖房装置は、良いとか悪いかとの判断は容易ではありません。
 室内の木の香りについては好評でした。
 間取りは、「 ? ? 」的な反応も若干見えました。
 どう考えても家族が住む間取りとは違うのでしょうがないですね。
・越谷の家もう一つの目的:友達を増やす目標があり、住み始めて毎月誰かお客さんが訪問しているので良い感じです。
 11月24日〜12月1日モルディブバドミントン協会会長 〇〇氏
 1月6〜7日元青年海外協力隊タンザニア体育隊員 〇〇氏
 2月12日バドミントンの仲間
3月19日は、エアサイクルハウジング見学会。
2階をキレイにするのがちょっと面倒ですが頑張ります。
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床下エアコンについてご本人の感想はこのお便りにありませんが、「家に帰ってきた時ほんのり暖かく、家中どこにいってもぬるい暖かさに満足!」と評価いただいてます。

床下、壁の中、天井裏の空気がつながり循環するPAC工法ならではの低温輻射暖房床下エアコンタイプを、このSさん宅で見学できるイベントがあります。是非チェックくださいね。
詳細・お申し込みはこちらからどうぞ。
最寄り駅から送迎のご用意ができました。
越谷の家見学会


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リビングの一角にある「アーチの土壁」


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造作でつくったキッチン
シンク下はゴミ箱置き場
日常使うものだけ置くから扉は要らない、という潔いスタイル







 
 

2017年2月21日 (火)

2月25日開催「家は急いで買わないで!ママの理想のLife Styleを叶える家づくり講座」

1月、足立のカフェ・イスルクさんにて開催された
「家は急いで買わないで!ママの理想のLife Styleを叶える家づくり講座」

18組のお客様の前でお話をさせていただきました。

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~参加いただいた方のアンケートより~
「いつか故郷に戻って家を建てたいです」
「いま、中古住宅を探していて数年後リフォームする計画です」
「まだまだ先ですが、勉強のためにと思い参加しました」
「自然素材の家を建てるのが夢ですが予算が心配です」
「素敵な事例を色々と見られてとても良かったです」
「すごく参考になりました。少しづつ分かることを増やし、家族が気持ちよく過ごせる家づくりを目指して進めていけたらなと思います」
「お話を聞いていて家は注文住宅が良いと思いました」
「実際に家を建てられた方のお話も聞けて交流ができる機会は貴重で素敵です」
「家を買っちゃいました、リフォーム相談できますか?」

当日は子育て真っ最中のご家庭が多かったので、私の育児経験談(失敗談)も交えながらの本音トーク。こんなお話をさせていただきました。

◆玄関って誰のもの?
 立派な玄関より、使いやすい玄関収納・・
◆まわれる間取り
 廊下のないまわれる間取りは、温度差も解消できて家事もこんなにラク・・・
◆洗面室のつくり方
 タオルや下着をしまえる洗面収納と、あったら便利なタオル掛け2つ・・・
◆夢のライフスタイルを実現された方々の事例
 間取りと写真で事例紹介
◆ユーティリティ 
 仕事と育児、両立させるならキッチン横がオススメ
◆家の中の温度差は要注意
 温度差はカビ、ダニ、結露を誘引し、血管系疾患を持つお年寄りには大敵です!
◆自宅でサロン
 自宅でサロンを開きたい!という女性にぴったりの間取り・・
◆自然素材の話
 漆喰と珪藻土、どっちがいい? 

家を建てる(買う)前に知っておきたい「理想のライフスタイルを叶える家づくり」
リクエストにお応えして今週末、開催決定です。


自分に一番ぴったりな家づくりを見つけて頂きたいから
そのための第一歩を。

会場にてお待ちしています。

 
※会場のイスルクさんは、家事に育児に頑張るママ(パパ)のためのカフェ。
ベビーベッドやキッズルームがあるので家族でも安心してご参加いただけます。



講座の翌週、足立の建て主Hさん宅に皆さんをご案内させていただきました。
無垢のヒノキのフローリングが心地いい、日差しいっぱいの二階リビングにて。
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2017年1月12日 (木)

新春餅つき会を横浜の神野寺で。

写真は一昨年の11月、神野寺別院(横浜)落慶法要の時のものです。
早いものであれからもう一年以上が経つのですね。

建築会社として裏方をお手伝いさせていただきましたが、
敷居は低く、志は高く、心温まるお寺をここで再び、という住職の言葉に何人ものスタッフが涙ぐんでたっけ。

さて、1月14日(土)12時~16時

この神野寺別院で新春もちつき会をします。
端材を使った木工遊び、ビンゴ大会、お寺内覧会(PAC床下エアコンあり)、そしていつも素敵な写真を撮って頂いてる写真家の林建次さんのコーナーも。

どなたでも参加できます。
PAC特製豚汁と美味しいお酒、大ビンゴ大会景品も用意してお待ちしています。

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来られる方はご一報ください。

こちらからもお申し込みできます。
新春餅つき会&PACのお寺内覧会


場所:JR大船駅または京急金沢八景からバス20分

2017年1月 4日 (水)

目指しているのは。

明けましておめでとうございます。

穏やかな陽気の三が日。
持病をもつ父の身体には楽な様でしたが、寒さはまだまだこれからが本番。
実家の古い日本家屋をもう少し暖かく住めるようにしようと色々提案するのだけれど、大掛かりな工事はいらないと頑として聞かず・・・
それでも、二年前にトイレと風呂場に内窓を、縁と中廊下にはドアをつけて家の中の空気の流れを止めたのは結構効果があって、暖かくなったと喜んでくれているのは嬉しい。



ところで、暮れにPAC住宅に住むSさん宅(越谷市)を訪問、撮影と取材をしてきました。
プロの写真とレポートはもう少しお待ちいただくことにして、ここでは撮影当日の様子と後日Sさんから送られてきた冬の暮らしをご紹介します。


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撮影当日12月28日17時50分
 外気温     (温度計下段)温度7.6度 湿度32%
 一階リビング (温度計上段)温度19.3度 湿度33%
・暖房は床下エアコン1台(19度設定の自動運転)
・建物はPAC工法二階建て 延床面積24坪
・家の中央には3畳大の吹き抜けがある
・日が暮れても室内で寒さは感じられない


以下は後日Sさんより送られてきた写真と所見

【1月3日 06時49分】
外気 3.1度 湿度59%   1階 17.1度 湿度41%          
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1階洗面所 18.4度 湿度41% (2階:撮影忘れ)
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※昨日夕方から、かくれん房の温度設定を1度下げて、18度にしてある。
理由:ここ数日昼間の屋内、特に2階の温度が高過ぎる。


【1月3日 14時12分】
外気13.6度 湿度32%  1階 19.4度 湿度42%
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2階 21.2度 湿度43%
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1階洗面所 20.1度 湿度45%
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※晴天で昼間の室内温度19度以上だと、ちょっと暖か過ぎる印象もある

【1月3日 19:23分】 
外気 13.1度 湿度59%

1階 17.0度 湿度41%
2階 20.4度 湿度46%
1階洗面所 19.8度 湿度40%
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※先ほどまで階下でお湯を沸かしていたせいか、2階と1階の温度差が3度ある。

現在21時00分、2階机にて作業中。
服装は、通常の長袖Tシャツに薄手のナイロン上着、スエットパンツ、普通の靴下。

PACの家に、2016年11月24日から住み始めた。
引っ越した初日は、夕方から5時間くらい石油ファンヒーターを使用した。
しかし、それ以来石油ファンヒーターは使わなくなり物置に片付けた。
結論的に、エアサイクルハウジングのPACとかくれん房は、期待通りに機能している。
暑くなく寒くない屋内生活は、確実に現実のものとなった。

PACとかくれん房を採用したことで、冬季の生活で大変楽チンで心地良い事が4つ。
1つは、何よりも冬季暖房の火気への心配と、スイッチオン/オフの手間が無くなったこと。
2つは、これまで真夜中に暖房の石油が切れた場合、寒い屋外へ出ていたがそれが無くなったこと。
3つは、外出時の暖房器具の消し忘れの心配が無くなったこと。
4つは、帰宅時に玄関を開けると、ぬるい・ほんわかした空気の室内が保証されていること。

これまで冬季の寒い時期は、厚手のウール靴下、首にはマフラー、ジャージパンツの下にはタイツをはいて過ごしていた。
しかし、PACに住み始めてから全くその必要がなくなった。

特に住み始めた初日の首都圏は、大雪の日だった。
11月中旬から12月中旬までは、真冬のような寒さが続いた。
このような冬の状況であると、寝る時の掛け布団は通常であれば厚手の羽毛布団と薄手の羽毛布団の2枚を重ねて就寝していた。
寒さのあまり就寝中に鼻と耳が冷えるため、顔はタオルで覆って寝ていた。
しかし、この家に引っ越してからはどんなに寒くても、
掛け布団は通年の秋の装いとなる毛布一枚と薄手の羽毛の掛け布団で十分だ。

かくれん房の温度設定は、18度または19度の省エネで24時間稼働。
暖かい日中の暖房は自動的にオフになっている。
11月17日〜12月15日分の電気代は(40A契約)、総額で10,002円だった。
以前の越谷宅の電気代として、2014年11月16日〜12月15日は(30A契約)3,997円だった。
~以上Sさんより~





Sさんの言葉の中にある「暑くなく寒くない屋内生活」。
健康な若者たちにはピンと来ないかもしれないけれど、私も徐々に年齢を重ね、若いうちは感じなかった温度差にも敏感になってくるとその心地よさをつくづく実感する。

寒いとか暑いとか冷たいという「違和感」がない家、がいい。

家の中の温度差は、血管系の疾患をもつ高齢者にとっては命取りにもなりかねない。
リビングから階段へ、寝室からクロゼット、そしてトイレや風呂場まで、一定の温度が保たれていて、長く時間を過ごすダイニングテーブルや書斎等の足元には少し温度を高くできる仕掛けがあれば最高。
配置によっては床下エアコンでも可能だし、ピンポイントで遠赤外線効果のある床暖房などを併用してもいい。なかなか快適な空間が実現できる。

別の事例だが、下のサーモカメラの映像は一般木造住宅とPAC住宅のトイレ。
どちらも2016年12月撮影。
   築1年の一般木造住宅         PAC住宅
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一般木造住宅の温度分布は13.8度~26.7度で、約13度の温度差があるのに対して
PAC住宅の方は、20.2度~29.1度、温度差は約9度。
最低温度については6.4度の開きがあることに注目したい


太陽熱や風などの自然エネルギーを出来る限り活用して、
家の中の温度差を減らし、どこに行っても暑くなく寒くない住まいをつくる。

それが私たちの目指す家づくりです。


新年は1月5日から業務を開始します。
本年もよろしくお願いいたします。


1/14(土)横浜で床下エアコンの体感ができます
横浜の家体感会&餅つき

2016年12月 3日 (土)

29年前を振り返って。そして今。

縁あって、私がPAC住宅に関わるようになったのは29年前。

それまで建築とは程遠い業界にいたから建築は全くの初心者。柱くらいは知っていたけれど「梁」ってなんですか?というありさま。
そんな私だったけれど、当時、仕事のテーマが「住まいと健康」だったから、勉強の足がかりは身近な生活の中からいくらでも見つけることは出来たし、新聞や雑誌で気になる記事を切り抜いてスクラップしていたことも結構役に立っていたように思う。
その中にこんな記事があった。
「日本人の3人に1人がアレルギー。家の中のカビやダニ、ハウスダストが原因!」
「家の中の温度差が脳卒中の引き金に!」


家のあり方が人の健康に大きく関与している事実を知った頃、我が家の長男がアトピー性皮膚炎を発症。
主なアレルゲンは卵、大豆だった。すぐに卵をやめて、味噌や醤油も米を原料にしたものに変えた。(詳細はここでは割愛)

住環境にとどまらず、農薬や添加物など食のあり方について調べていく中でわかったことは家の健康も食の健康も同じ、小手先の対策は別の問題を抱え込むということ。


それは、ここ50年の住宅を取り巻く環境が物語っている。
昭和40年代のオイルショック以降、住宅の断熱化が進んだが、一部の断熱手法が家の腐れを助長させた。
腐れから建物を守るため、構造材や建材には大量の防腐剤が使われるようになり、全国でシックハウス症候群急増。
平成15年、シックハウス法施行。ホルムアルデヒドの規制と24時間機械換気が義務付けされた。


根本にある問題はいつも蔑ろにされている。
24時間機械換気システムそのものは否定はしない。
けれど、特に各室をダクトでつなげる第一種換気の場合、どれだけの人が理解できているだろう。それは365日24時間稼働させることが前提で、止めてはいけないということを。

もし止めてしまうとどうなるか・・
それまで流れていた空気が止まり、ダクトの中は結露やカビが生じやすくなる。再び稼働させれば、カビの胞子が各部屋にばら撒かれるというリスクがつきまとう。
だからオフにしてはいけないのです。

薬剤や設備には限界がある。
だから私たちは提唱する。高温多湿な夏、乾燥低温の冬、そして中間期。どの季節にも適応できて薬剤や設備に頼らない家つくりを。
そしてそれを支えているのは、流れる空気に触れる家の構造、自然素材を活かす手法、生活を見据えたきめ細かで自由な設計。

その姿勢は29年前と変わっていない。
12月4日(日)10時半~ 世田谷にてセミナーを開催します。
まだお席は少しあるようです。来られる方はご予約の上是非どうぞ。
・新建材による健康被害、シロアリ駆除剤による環境汚染、家の中の温度差が引き金となる脳卒中や心筋梗塞など、住宅に起因する問題が後を絶たないのはなぜでしょう
・日本の住宅業界は24時間機械換気による高断熱高気密に突き進んでいます。しかしその
家づくりは、木造住宅で最も大事にしないといけない「木の呼吸」を封じてしまうことにならないでしょうか。

・断熱リフォームが盛んですが、建物の部分的な断熱リフォームは、ともすると結露を助長します。壁の中の結露の行く末は??    

2016年11月20日 (日)

冬はエアサイクルと床下エアコンの相乗効果で。(追記しました)

寒くなってきました。
PAC住宅の暖房方法、床下エアコンについて最近お問い合わせが多いようですので
床下エアコンについて書いた昨年の記事を再度ご紹介させていただきます。



2015年2月4日の午後、
床下エアコンによる暖房を採用されたKさん宅(PAC住宅)を訪問しました。

建築地  東京都八王子市
家族構成 1階にご両親、2階に子世帯夫妻が住む二世帯住宅

外気温  7℃、 晴天

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下の写真はKさんの二階リビングにある温湿度計
二箇所の温度と湿度を同時に見ることができます

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一階リビング 室温 22.7℃  湿度36%
二階リビング 室温 22.4℃  湿度37%

それまで使用されていたガスFFストーブから床下エアコンに切り替えられた後の感想を伺いました。
・以前は2階の方が高かったが、今は逆転、一階の方がほんの少し温かくなった。
・非日射面の二階の書斎(北東)の床温度が上がった
・キッチン床のタイルが冷たくない
・ランニングコスト
 ガス代が6割減  電気代が6割増 
・冬季のランニングコストは床下エアコンにして凡そ7000円/月アップしたがこの快適感なら満足です。

延床45坪の二階建て、暖房は床下のエアコン一台。
テーブルに座り小一時間お話を伺う間も足元の冷えは感じず、その心地良さに当日見学された方も驚かれていました。

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Kさん宅ですくすくと育つコーヒーの木。
驚いたことに実が生ったそうです。



(追記)
PAC住宅は、屋根や外壁で集められた太陽熱を建物内側へ取り入れて蓄熱しています。さらに立地条件やご家族の体調に応じて温度設定された床下エアコンを稼働させることでKさんのお宅のような温湿度環境が実現します。

PAC工法+床下エアコンの心地よさ、まだご体感されていない方は是非どうぞ。


PAC工法についてのページ
PAC工法のしくみ

2016年11月15日 (火)

八王子のKさん宅にて。

戸建木造住宅をリノベーションして、
今年の春から三世代で暮らされている八王子のKさん宅へ行ってきました。


《Kさんのリフォーム》

戸建木造50坪
家族:父・夫婦・子二人
三世代同居の住まいへ間取り変更
段差解消
キッチン・浴室・洗面等の設備交換
合板の床→低温水式床暖房+ヒノキの無垢フローリング
壁と天井のクロス→混ざりもののない漆喰塗り
和室の壁:糊土コテ抑え
窓の断熱補強:断熱気密サッシ・内窓設置
日射対策&セキュリティ:オイレスエコ/サンシャディ
構造補強:基礎と筋交いの増設



インタビュー記事は追ってアップしますが、届いた写真を一部ご紹介します。
ご家族の表情がとても素敵です。

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(撮影:林建次)

スタッフの質問に
「図書館にあった家づくりの本をもう片っ端から読みました。とにかく勉強しました。そして自分の希望や意見を主人に話して。だいたいの希望は叶いました」と笑顔で応える奥様。

それを傍で穏やかに聞いているご主人。
その時のお二人の空気感が、なんだかとてもよかったなあ。



インタビューのあとお夕飯をご馳走に。

日が落ちると漆喰のパターンが照明の光を穏やかに拡散して
明るく開放的だったリビングが陰影のある落ち着き空間に様変わり。

そこでいただいた御主人特製の砂肝入り豆乳鍋と日本酒は格別でした。



八王子の家完成時の様子はこちら




より以前の記事一覧