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2018年1月14日 (日)

収納空間の作り方ポイント

収納のカタチその在り方についての根本的な要素を前回述べさせていただいたが、今回はより実践的な方法論について。

収納のカタチは様々な可能性と方法論があろうが、その空間を構成する材料には大きな原則があり得る。
収納空間の重要な役割の一つに、保存されたもの、置かれたものが適切に保たれるという事がある。どんなに整理整頓がしやすくても、あるいは管理が楽にできるとしても、中に置かれたものが、湿気ったりカビが生えたり、腐ったりしたのでは意味がない。
日本の気候風土は湿気が多い湿度が高くなる時期がどうしても多くなる。これは避けようのない事だ。
収納空間をつくる時には、まず機械設備で湿気に対処するという前に、つくり方建築の在り方でまず対策をするという事が最優先課題であろう。機械はその後でいい。
その建築的方法論は二つある。
一つは収納空間の天井・壁・床など空間を取り囲むもの、そして可能であれば中につくられる棚などの材料を、湿気を吸ったり吐いたりする材料、いわゆる吸放湿性の高い材料で構成すること。
二つめに、その吸放湿性を永続させるために、流れる空気を利用すること。
ちょっとわかりにくい表現になったかもしれないが、単純に言えば風通しを良くするという事だが、実際問題として収納空間に窓を設けていつもそれを開いておくということは難しいだろう。
PAC住宅は、これに答えを持っている。
収納空間の天井・壁・床の周りの空間、専門的に言えば躯体内空間に空気が常に流れ、収納を構成する材料の湿気調整をする、という事だ。
これは湿気ばかりではなく臭いに対しても抜群の効果がある。
言葉だけではなかなかわかりにくいと思われるので、ぜひ現物で確かめていただきたい。

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