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2017年12月29日 (金)

築50年の家

「家のつくりやうは、夏をむねとすべし。」

吉田兼好「徒然草」の一節にあるように、高温多湿の夏に備え、日本では古くから風通しに配慮された家のつくりになっていた。

今、家族の事情で一時的に私が生活している小金井の家がまさしくそれ。
50年の日本家屋。深い軒の出や縁、座敷の仕切りはふすま、隙間だらけの土壁や板壁。風通しがよく熱気がこもらないから夏はエアコンを使わずに過ごせる。

しかし当然冬は冷える。朝起きると室温4度という日もあった。しかし現代住宅で感じる「寒さ」とは少し違うのだ。
家中が寒い=温度差がない。だから家の中の移動で極端な寒さを感じない。
一枚余計に服を着て、ボア付きの室内履きの出立で意外と快適に過ごしている。寒さを感じるのは脱衣の時くらいか。
1枚ガラスのサッシに結露も見たことがない。
かつて、血管系疾患をもつ高齢の父の身体に負担がかからないようにと、何度も家を暖かくするリフォームをしてはどうかと勧めていたのだが、そのたび父はそんな工事はいらない、と頑として譲らなかった。
今になって父の気持ちが少し理解できたような気がする。

あなたにとって、快適な家とは何ですか。








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