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2017年11月19日 (日)

流れる空気の現場より。

現在建築中の千葉のY邸、室内の写真です。
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赤い矢印部分、柱や間柱の手前に細い木が横付けされているのがわかりますでしょうか。



これは横胴縁(よこどうぶち)といいます。
この横胴縁の上から、石膏ボードが一面に貼られ、そして最後は漆喰やクロスで仕上げられていきます。
この横胴縁、PAC(パッシブエアサイクル)工法において、とても重要な役割を果たしているのです。
それは、壁の中の空気を流すこと。
(この横胴縁がなければ、外張り断熱の家であっても壁の中の空気はタテヨコ自由に動きません。)

壁の中の「流れる空気」によって、
・結露やカビに強い家になります
・木材が流れる空気に触れているので、木の呼吸(吸放湿)を止めません
さらに、空気が流れる壁は、
・夏、湿気や熱気を建物の中から外部に排出してくれる換気経路となり、
・冬、太陽熱や生活熱がゆっくりと循環する経路になります


永く、心地いい暮らしのための「見えないところの建築的な工夫」
少し専門的になりますが関心ある方はどうぞ。

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