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2017年1月 4日 (水)

目指しているのは。

明けましておめでとうございます。

穏やかな陽気の三が日。
持病をもつ父の身体には楽な様でしたが、寒さはまだまだこれからが本番。
実家の古い日本家屋をもう少し暖かく住めるようにしようと色々提案するのだけれど、大掛かりな工事はいらないと頑として聞かず・・・
それでも、二年前にトイレと風呂場に内窓を、縁と中廊下にはドアをつけて家の中の空気の流れを止めたのは結構効果があって、暖かくなったと喜んでくれているのは嬉しい。



ところで、暮れにPAC住宅に住むSさん宅(越谷市)を訪問、撮影と取材をしてきました。
プロの写真とレポートはもう少しお待ちいただくことにして、ここでは撮影当日の様子と後日Sさんから送られてきた冬の暮らしをご紹介します。


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撮影当日12月28日17時50分
 外気温     (温度計下段)温度7.6度 湿度32%
 一階リビング (温度計上段)温度19.3度 湿度33%
・暖房は床下エアコン1台(19度設定の自動運転)
・建物はPAC工法二階建て 延床面積24坪
・家の中央には3畳大の吹き抜けがある
・日が暮れても室内で寒さは感じられない


以下は後日Sさんより送られてきた写真と所見

【1月3日 06時49分】
外気 3.1度 湿度59%   1階 17.1度 湿度41%          
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1階洗面所 18.4度 湿度41% (2階:撮影忘れ)
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※昨日夕方から、かくれん房の温度設定を1度下げて、18度にしてある。
理由:ここ数日昼間の屋内、特に2階の温度が高過ぎる。


【1月3日 14時12分】
外気13.6度 湿度32%  1階 19.4度 湿度42%
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2階 21.2度 湿度43%
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1階洗面所 20.1度 湿度45%
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※晴天で昼間の室内温度19度以上だと、ちょっと暖か過ぎる印象もある

【1月3日 19:23分】 
外気 13.1度 湿度59%

1階 17.0度 湿度41%
2階 20.4度 湿度46%
1階洗面所 19.8度 湿度40%
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※先ほどまで階下でお湯を沸かしていたせいか、2階と1階の温度差が3度ある。

現在21時00分、2階机にて作業中。
服装は、通常の長袖Tシャツに薄手のナイロン上着、スエットパンツ、普通の靴下。

PACの家に、2016年11月24日から住み始めた。
引っ越した初日は、夕方から5時間くらい石油ファンヒーターを使用した。
しかし、それ以来石油ファンヒーターは使わなくなり物置に片付けた。
結論的に、エアサイクルハウジングのPACとかくれん房は、期待通りに機能している。
暑くなく寒くない屋内生活は、確実に現実のものとなった。

PACとかくれん房を採用したことで、冬季の生活で大変楽チンで心地良い事が4つ。
1つは、何よりも冬季暖房の火気への心配と、スイッチオン/オフの手間が無くなったこと。
2つは、これまで真夜中に暖房の石油が切れた場合、寒い屋外へ出ていたがそれが無くなったこと。
3つは、外出時の暖房器具の消し忘れの心配が無くなったこと。
4つは、帰宅時に玄関を開けると、ぬるい・ほんわかした空気の室内が保証されていること。

これまで冬季の寒い時期は、厚手のウール靴下、首にはマフラー、ジャージパンツの下にはタイツをはいて過ごしていた。
しかし、PACに住み始めてから全くその必要がなくなった。

特に住み始めた初日の首都圏は、大雪の日だった。
11月中旬から12月中旬までは、真冬のような寒さが続いた。
このような冬の状況であると、寝る時の掛け布団は通常であれば厚手の羽毛布団と薄手の羽毛布団の2枚を重ねて就寝していた。
寒さのあまり就寝中に鼻と耳が冷えるため、顔はタオルで覆って寝ていた。
しかし、この家に引っ越してからはどんなに寒くても、
掛け布団は通年の秋の装いとなる毛布一枚と薄手の羽毛の掛け布団で十分だ。

かくれん房の温度設定は、18度または19度の省エネで24時間稼働。
暖かい日中の暖房は自動的にオフになっている。
11月17日〜12月15日分の電気代は(40A契約)、総額で10,002円だった。
以前の越谷宅の電気代として、2014年11月16日〜12月15日は(30A契約)3,997円だった。
~以上Sさんより~





Sさんの言葉の中にある「暑くなく寒くない屋内生活」。
健康な若者たちにはピンと来ないかもしれないけれど、私も徐々に年齢を重ね、若いうちは感じなかった温度差にも敏感になってくるとその心地よさをつくづく実感する。

寒いとか暑いとか冷たいという「違和感」がない家、がいい。

家の中の温度差は、血管系の疾患をもつ高齢者にとっては命取りにもなりかねない。
リビングから階段へ、寝室からクロゼット、そしてトイレや風呂場まで、一定の温度が保たれていて、長く時間を過ごすダイニングテーブルや書斎等の足元には少し温度を高くできる仕掛けがあれば最高。
配置によっては床下エアコンでも可能だし、ピンポイントで遠赤外線効果のある床暖房などを併用してもいい。なかなか快適な空間が実現できる。

別の事例だが、下のサーモカメラの映像は一般木造住宅とPAC住宅のトイレ。
どちらも2016年12月撮影。
   築1年の一般木造住宅         PAC住宅
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一般木造住宅の温度分布は13.8度~26.7度で、約13度の温度差があるのに対して
PAC住宅の方は、20.2度~29.1度、温度差は約9度。
最低温度については6.4度の開きがあることに注目したい


太陽熱や風などの自然エネルギーを出来る限り活用して、
家の中の温度差を減らし、どこに行っても暑くなく寒くない住まいをつくる。

それが私たちの目指す家づくりです。


新年は1月5日から業務を開始します。
本年もよろしくお願いいたします。


1/14(土)横浜で床下エアコンの体感ができます
横浜の家体感会&餅つき

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