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2015年11月20日 (金)

アトピーにも家族にも優しい家を。

Yさんはアトピーです。年に何度か体調を崩されて寝込んでしまうことがありました。

そのYさんから
「実家をリフォームして両親と娘と、三世代で暮らすことにしました!」
と連絡をいただいたのは二年前のこと。
・両親のいる居間が暗いので、もっと暖かくて明るい空間にできないか
・年頃の娘には個室が必要
・室内はできるだけ自然素材を使い、身体の負担にならないように。
・夏は2階がとても暑いので屋根の断熱工事をしっかりと
・ふだんは二世帯の暮らしを分け、何かあれば互いに行き来できる距離感を
そんなご要望でリフォームさせていただいたのがこの家です。
 
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瓦屋根をガルバリウム鋼板に葺き替えました
外張り断熱とし、小屋裏空間に流れる空気を確保しました。


リフォームで断熱工事をする時、常に心がけているのは空気の流れです。
断熱や気密の施工を中途半端に行えば木材の呼吸を止めてしまうことにもなりかねません。

リフォームすることでかえって家の寿命を縮めてしまうことにならないよう、
「土台、柱、梁など、家を支える構造材が呼吸できるか?」
「これで空気は流れるか?」

それを意識しながら計画を立てます。
室内の壁に漆喰を塗るとか、木を張るかということより実は大切で、家づくりの本質です。




このお宅では、耐震診断に基づく構造補強も実施しました。
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リビングの床はナラのフローリング。現しにした古い梁がアクセントになっています。
梁に下げたハンモックは娘さんが日常使うくつろぎの場所。

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キッチン背面に設けた楕円形のカウンターはとても重宝してますと好評です。


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ここはお父さんがいつも新聞を読んでいる処です。
吹き抜けが出来て、明るく風通しもよくなりました。
二本の梁も既存です。

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寝室も天井いっぱいまで光を取り入れられるように。

 
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二階共用スペースのヒノキフローリング。
足ざわりが優しく、時と共に深まる味わいが楽しめる材料です。

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ご家族どうぞ健やかに
そしてこれからも思い出をたくさん重ねてくださいますように。



11月29日(日) 井の頭公園駅前にて家づくりセミナーがあります
200年住宅とPAC工法のお話




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