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2011年12月31日 (土)

2011年を送るにあたり。

これほどまでに『繋がり』という感覚を日々強く感じて過ごした年はありません。日本各地から届くお便り、メール、電話、そして日々の業務の中で、たくさんの方々に支えられていることを実感し続けた一年でした。深く感謝申し上げます。
来年も家づくりを通してたくさんの安心や幸せを創出するお役に立てるよう、楽しみながら走り続けようと思います。

新しい年まであと数時間となりました。皆様が心穏やかに新しい年を迎えられますように。

2011年12月31日
市川小奈枝

2011年12月26日 (月)

次の世代まで引き継ぐことのできる家づくりを。

12月25日(日) 引越しから4日目のOさん宅。
カウンターの穴あけ、ハンガーパイプ増設等を大工の佐々木さんにお願いしました。

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すぐ側で作業の様子をじっと見ているのは次男K君。
Oさん夫妻の愛情と職人達の手によって見えないところまで丁寧につくられたこの家が、いつかK君にとっても愛着のある住まいとなります様に。


~設計着手前にOさんからお預かりしたご要望書より抜粋~
「家」とは・・
家族全員が心地よいと感じながら時間を共有する事ができる空間。
家族それぞれの生活に良い影響を与えてくれる空間。
家族全員が守られて安心してそこに居ることが出来る空間。
次の世代まで引き継ぐことができる安全で健全な空間。
そこで暮らす人と共に成長を続けていく空間。
作り手の丁寧な仕事に感謝し続けることができる空間。



PACの仲間たち 「佐々木大工篇」

2011年12月24日 (土)

無垢フローリングに重曹は使わないで

『すみません・・・床が大変なことになってしまいました。』

という連絡が引渡しをしたばかりの建主から入りました。画材のパステルを誤って床にこすり付けてしまったそうで、汚れを落そうと重曹で拭いたところ床が真っ黒になってしまったというのです。

「サンダーをかけてみますのでそのままにしておいてください。」とその時はお答えし、今日大工と一緒に訪問したところ・・




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確かに真っ黒に変色していました。


「頼むから表面だけにとどまっていて・・」と願いつつ作業スタート


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大工「あ、いけそうですよ」
市川「良かった・・・ 」

サンダーの動きと共に少しづつ元の色に戻っていくクリの床。




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ほとんど分からなくなりました。(ホッ♪)

サンダーをかけた所にオイルを塗っておけばもう大丈夫。
多少の色の違いは残っていますが、半年もすれば色も馴染んで分からなくなります。
オイルの塗り方をご主人にご説明して帰ってきました。


danger重曹をお使いの方へ
エコクリーニングでキッチンや浴室には役立つ重曹ですが、無垢のフローリングには適しません。決してお使いになりません様に。畳や草を使ったラグなども同様です。



同じ頃家の外では・・
外構工事最後の仕上げで1人黙々と作業をしていた長谷川さん。

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クリスマスに間に合いましたね。お疲れ様でした。

Happy chiristmas bellbell


2013年10月20日(日) 開催決定!
流れる空気のリフォームセミナー
http://www.passive.co.jp/information/event.html#event_20131020





2011年12月18日 (日)

無垢の木と障子と石と漆喰と~世田谷O邸

今日は完成間近のO邸へ。
見学に来られた皆様にご参考いただけましたなら何よりと思います。
自然素材をふんだんに使ったOさんの家。そのごく一部ですがご紹介致します。


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玄関ドアを開けると十和田石が敷かれた通り土間。
右側の障子を開け靴を脱いでリビングへ。



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室内の壁と天井は漆喰仕上げ。
漆喰は光線の角度や明るさにより様々な表情を演出してくれます。



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小上がりのある和室の壁天井はコテで押えた土壁。
しっとり落ち着いた空間になりました。
パソコンコーナーの‘タモの耳付き一枚板’は施主のOさんが市場で見つけて来られたものです。



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一階床材はメイプル無垢15㎜。床暖房仕様。
広葉樹の床材は傷がつき難くリビング等に適しています。

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二階の床材は杉無垢25㎜ 。
優しく暖かい感触が魅力的な素材です。

手に触れる手摺り(杉)の柔らかさにホッとする二階のホール。
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Oさんへ
今日はありがとうございました。
お引越しの準備でお疲れではないかと思いますがくれぐれもご自愛くださいます様に。

アプローチももう少しです。
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2011年12月15日 (木)

薪の匂い~薪ストーブの事例

おはようございます。
この季節になると、幼少の頃日常にあった薪の匂いをよく思い出します。

私の実家は、下見板張りと瓦屋根、縁側のある昔ながらの日本家屋です。
昭和
60年代に建てられたその家の風呂は、当時でも珍しい「薪で沸かす風呂」でした。
外で遊んで帰ってくると、台所に立つ母によく言われたものです。「お風呂沸かして〜」と。

釜の底に柔らかく丸めた新聞紙を置き、薪をナタで細く割って何本か。火が回ったのを確認してから徐々に太い薪をくべていく。
八分程薪を入れて蓋をして、火力が増した事を音で確認して一旦離れ。
だいたい2回くらいで湧くのだけれど、季節によっても湧き加減が変わるから、浴槽のお湯の具合を見ながら薪を追加したり、沸かしすぎて慌てて水を足したり。
今はスイッチ一つで沸かせるお風呂も、あの頃はずいぶん手がかかってたなぁ、とつくづく。

でも薪の匂いは好きでした。
日が暮れた頃いつも家にあった匂いでした。

私が独立する頃、実家のお風呂はナタの要らない便利なお風呂に変わりました。



ところで、暖房は何をお使いですか。
火の爆ぜる音、薪の匂いが好きな方には、薪ストーブもいいですね。
薪の調達や薪割りの労をともなう、かなり趣味性の高い暖房器具ではありますけれど、一台で家の中は充分温まります。FF式(強制排気型)なら気密住宅でも使えます。


薪ストーブの事例 <八ヶ岳の家>

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2011年12月12日 (月)

設計着手前に

Eさんご夫妻から頂いたご要望です。

1.国産無垢の構造材
2.敷地は広く、家は小さめに
3.日当りを考慮した間取り
4.アレルギーの出ない家
5.風通しよく
6.部屋と部屋をできるだけ区切らない
7.冷房はできるだけ使わない
8.結露のない家
9.冬できるだけ省エネで暖かく
10.メンテナンスしやすく手のかからない家
11.床は無垢のフローリングで
12.シンプルに
13.基礎をしっかり
14.本棚をたくさん
15.軒を深く
16.子供部屋は狭く
17.リビングを通って子供室へ
18.ゆとりのある階段
19.まとまった納戸は不要(収納は各所に)
20.建具や巾木はシンプルな既製品でOK
21.車2台、自転車2台
22.家具はシンプルなものを造り付け

商店街から少し入ったこの土地に

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来夏、Eさんの家が建ちます。



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陽当たりのいいお庭には お砂場もつくれるね
たくさん遊んで大きくなぁれ♪



乞うご期待!

2011年12月10日 (土)

通り土間のある家見学に来ませんか

世田谷に建築中の「丸窓と通り土間のある家」

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「最近の完成事例」にてご紹介しています。
http://www.passive.co.jp/information/house2012.html#2012_01



〜設計者より〜
色々な建て主の想いが詰まった住宅が世田谷・弦巻に完成します。通り土間玄関、床暖房、メイプル無垢のフローリング、杉の厚板フローリング、リビング上の吹き抜け、十和田石、洗面・家事室の天窓、オープンな対面キッチン、丸みのある壁、等多くの想いが実る家が設計開始から8ヶ月ほどでできあがります。


無垢材と混じり物のない本物の漆喰をふんだんに使った世田谷の家は、12月18日(日)に見学できます。是非いらして下さい。現地にてお待ちしています。


本物の漆喰 実演と見学会(2013年5月8日~12日)
http://www.facebook.com/sanae.ichikawa.566#!/photo.php?fbid=248932791918351&set=a.114350028709962.24756.100004048951399&type=1&theater

2011年12月 8日 (木)

今日は仙台と郡山から

昭栄創建(郡山市)の田母神社長、そして仙台エアサイクル住建(仙台市)の柏倉社長が今日来社されました。
お二人とも20年を超えておつきあいさせて頂いているPACの素敵な仲間です。

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地域柄、お辛いこともたくさんおありでしょうに、お二人の前向きな明るさは最高です。
別れ際、『来年も一緒に頑張りましょう。』と思わず握手させて頂きました。

田母神社長はもう郡山に着いた頃でしょうか・・お気をつけてお帰り下さい。
グッと寒くなってきました。お身体ご自愛下さいます様に。

2011年12月 6日 (火)

写真撮影~市川のT邸

今日は完成住宅の写真撮影でした。


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ファインダーを覗くカメラマンの堀田さん。
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「いつも撮る方だから撮られるのは慣れてなくて・・」というのに無理やり撮らせていただいた2カット。
堀田さん 今日は長時間色々とありがとうございました。

空間の豊かさを捉えた素晴らしい写真ができそうです。
入居後の写真とあわせ、後日HPにアップします。

2011年12月 3日 (土)

『らせん空間』の家 お引渡し

完成見学会でたくさんの方々に見ていただいた『市川の家』。

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無事、建主さまへお引渡しできました。



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オーダーキッチン W2700 H850 
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コーリアン(人造大理石)のカウンターとレッドオーク(無垢)
キッチン床はリノリウム
コンロ周りの一部タイルを除き、壁も天井も漆喰です。

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キッチンと同様、背面収納もコーリアンとレッドオークで統一
W1750 H850

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二階手洗い  W1030 H900



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一階洗面  W1800 H900



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階段踊り場のビューウインドウ



<設計コンセプト>
自然素材に囲まれてゆったりとした時間を過ごされたいという建主様のご要望から、玄関から階段、二階のインナーバルコニー、そして子供室や主寝室の吹抜けまでつながる、漆喰塗りのらせん空間が生まれました。家の中に家があるような奥行き感や、天井の高いエントランス、幅広の階段スペース、3つの天窓から注がれる自然光などもこの家の魅力です。 
株式会社山中新太郎建築設計事務所 




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冷たい雨の一日でしたが、床下の「かくれん房」(※)が既に効果を発揮していて、どこを歩いても穏やかで暖かな空間でした。
Tさん ありがとうございました。

※PAC専用低温輻射土間暖房「かくれん房」
http://www.passive.co.jp/method/kakurenbo/index.html

2011年12月 2日 (金)

完成は始まり。土地探しから建物完成まで

無垢の木と漆喰と自然素材のKさんの家
昨日(12月1日)無事にお引渡しができました。

mail(昨夜Kさんから頂いたメールより一部抜粋)
田中さん、内藤さん、山内さん、植田さん、堤さん、菅さん、鈴木さん、トビサン・・・・といろいろの方とお付き合いさせていただきましたが、皆親身になってプロとしてのアドバイスをして頂き、勿体ないような住まいになりました。今日一日ゆっくりと床にしゃがんで味わってきました。家ばかりか素敵な庭もまだまだ発展出来る余地があり、腕がなります。まさに生命体のように新陳代謝をしなら発展して行く素敵な住まいです。

【Kさんの家づくりの軌跡】
2009年9月 PAC構造見学会参加
2010年1月 冬の体感会(入居者宅)参加
2010年4月 市川の家(入居者宅)見学
2010年6月 土地探しに設計者も加わる
2010年9月 土地契約

そして2011年5月 いよいよ工事スタート
5月22日(日)地鎮祭と近隣挨拶
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5月30日(月)地盤改良工事
スウェーデンサウンディング方式による調査結果に基づき、柱状杭工事を実施110530_141358_2


6月10日(金)基礎コンクリート打設(一体打ち)
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6月23日(木)上棟
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7月5日(火)PAC屋根通気層検査
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7月31日(日)構造見学会
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10月11日(火)木工事完了検査
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201110月20日 左官(漆喰)工事スタート
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11月21日(月)Kさんと最終現場確認

12月1日(木)建物完成&お引渡し



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造園職人さん達による植栽工事もまもなく終わります。
入居後もご家族で庭造りを楽しめるよう土のままのスペースを多めに残されました。
そよ吹く風や陽の光を受けながら、年月と共に育っていくKさんの家、そしてお庭。
これからが楽しみです。


Kさん ありがとうございました。

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