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2011年11月26日 (土)

福島から突然のお客様

「こんにちは〜。いわきの○○です〜」

 昨日の夕方、デスクでパソコンに向かっていると事務所の入口からお客様の声。
 驚いて駆け寄ると、そこには2002年にいわきでPACの家を建ててくださったTさんご夫妻が!
 お二人の笑顔を見たとたん涙があふれそうになりながら思わず奥様と両手を握り合い、ご挨拶もそこそこに「また逢えて、よかった。」が精一杯でした。

 出会った当時、Tさんご夫妻は札幌に住んでおられました。「定年したら、雪かきをしなくていい温暖な場所に土地を求め、終の棲家を建てたらそこで家庭菜園を楽しみたい」という夢を実現されたのが福島県いわき市だったのです。

 そして3月の地震。その瞬間のこと、その後の生活、ご夫妻が教えてくださったことはどれも衝撃的でしたが、中でも地震直後の電話の話は何かを突きつけられた想いがしました。
 心配する友人知人からの電話が家で鳴り続けTさんはノイローゼの様になり、自宅の受話器を外したそうです。ごく身内との連絡は携帯で。
 「皆さんが心配してくれる気持ちはとてもありがたいけれど、同じことを何度も何度も話さなければならなくて辛かった。大丈夫?って聞かるけれどあの状態では・・。ああいう時は電話じゃなくて、こちらの時間が出来た時に返事ができる手紙の様なものの方がどれだけありがたいか。こういう経験をしなければわからなかった。人が本当に大変な時、自分はどういう行いをすべきなのかって事を。」


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「地元はね、今もまだまだ何も終わってないのよ。」
「逃げられないもの。いわきに住むわ♪」 
「地震にも強い、いい家を建てて頂いたから御礼が言いたくて」

わざわざ訪問してくださったTさん。逆に励まされました。
お立ち寄りいただき本当に本当に、ありがとうございました。

『またきっとお目にかかりましょう♪』

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